フランスで長く滞在するには避けられない現地での仕事。
ちなみに自分もブルターニュに引っ越して来て、運悪くちょうどコロナの中、就職活動中です!
就活、本当に面倒臭いですよね。更に外国人としてだから本当に大変。
本当に自分を採用してくれる会社いるのかなぁ、とかすごく不安になる気持ちすごくわかります。
自分もちゃんと見つかるのかなぁっていう不安に陥ったりしてますが、「そう思ったらそう!」っていうように、ポジティブシンキングで現在奮闘中です。
今回、自分が今までフランスで現地人として就職活動を何回か行って、発見したフランスでの仕事の探し方を今までの15年近くの経験を元に紹介します。
具体的にどのような手順で、どんなツールを使って探しているのか解説しますので、参考にしてみて下さい。
✳︎ここで説明するのは、会社、企業一般で働く方向けの仕事の探し方です。専門職、特殊な仕事については分かりかねますので御了承下さい。
仕事の探し方はいろいろありますが、これまで自分やってきて成功してきた方法、又は一番当たりが多かった方法に重点を置いて紹介しますね。
まずは、一番手取り早い、求人サイトで探す方法です。
目次
求人サイト
フランスでの仕事の探し方ですが、インターネットの世の中、勿論ネットで探すのが一番の方法です。
ただ、ネット上に数え切れないほどの検索サイトがありますので、特にフランスでよく使う大御所を御紹介します。
1. indeed : https://fr.indeed.com

こちらのサイトはフランスでもよく使います。純粋に検索するだけのサイトです。
結構大きなサイトなので、極端な話ここさえ見ておけば大きくカバーできるので安心です。
その他の中小の派遣会社の情報とかも転載されていますので、しばし応募をクリックすると、indeedに情報を載せた派遣会社のサイトに飛ぶケースが多いです。
基本、人材を募集したい会社が募集を載せるだけのサイトですので、就活への入り口を探すのにすごく便利。
サイト内が見やすいですし、基本的に必要になってくる条件設定が全てできます。
個人的に重要な、住んでる場所からの距離でちゃんと検索もできますしね。フランスだと結構車で通勤しないといけないケースがが多くて、勤務時間をチェックするのにも重要☆
2. Pôle emploi : https://www.pole-emploi.fr

いわゆる、フランスの職安です。
サイトも一新して、すごく見やすくなりました。
このpôle emploiがフランスの失業者へ失業手当を支払っているので、人材育成、失業者への仕事口の提供等どちらかというと積極的です。
広告の量はindeedほどではありませんが、Formation(研修、トレーニング)も色々あるので、利用価値有りです。
別の記事で書きますが、失業手当をもらう場合、毎月末Pôle emploiで申告をしなければなりません。これをしないと翌月の失業手当がもらえないので要注意!
また、最初の数ヶ月は人にもよりけりですが、2、3回Pôle emploiの担当者と面談をしなければなりません。
コロナ下だったので、電話で何回か話しました。
アドバイスとかももらえましたが、正直誰もが知っているようなことで特に自分には役には立ちませんでした。あとは、就活の進捗状況を色々聞かれます。
久々面談の連絡がないので、安堵。
3. APEC : https://www.apec.fr

こちらのサイトは基本、CADRE(責任者クラス)以上の募集のみです。
内容が厳選されているため、質も高いです。
また、民間にもかかわらず、Pôle emploi以上に無償で色々サポートしてくれます。CADREクラスので仕事を探してなくても、履歴書についてアドバイス、面接の練習等、無償で色々手助けしてもらえます。
実際、Pôle emploiの紹介で、履歴書、その他についてAPECのアドバイスをもらいました。
コロナ中で全て電話でしましたが、後で面談の内容をまとめたレポートももらえますので、利用してみて下さい!
以上、3つのみ検索サイトは紹介しましたが、求人サイトはこれだけ十分です。
ネット上には星の数ほど検索サイトがありますが、indeedのところで話したようにindeedを利用すれば、他の派遣会社のサイトに応募のために飛ばされるので、その都度自然と他の検索サイト、派遣会社のサイトも使うようになって、自然と増えていきます。
そういう意味で敢えて最初から目星をつけて探す必要はありません。
4.日系の人材派遣サイト
特に日系にこだわるようであれば、Newsdigest、Carrer connections等のサイトもあります。
ただ、ヨーロッパ規模の募集が多いので、フランスで更に、特定に地域ってなると希望の仕事を見つけるのは難しいかもしれません。
SNS
Linkedin : https://www.linkedin.com

他にもありますが、SNSで言うとLinkedinだけでいいと思います。
Linkedinはみんな使いますので、必須ですね。かなり沢山の募集がありますし、何より担当者の顔、他の同僚の情報とかもみれるのがいい点です。
本当に行きたい会社であれば、応募と同時に担当者にメールを送ることをお勧めします!
また、結構ヘッドハンティングされる可能性があるのもこのサイト。
なので、Linkedin内の情報はちゃんとUPDATEしておきましょう!履歴書と同じくらいちゃんと文章つくてコンテンツの量を増やすようにしています。
人材派遣会社
indeed上で自然と知れる派遣会社で特に優良な募集が沢山あるようであれば、その都度登録しましょう!
数えるとキリがないですが、以下のようの派遣会社が有名です。
Manpower / Job & Box/ Randstad / Adecco / Start people,などなど
ここでお勧め2つ :
一つ目が、家の近く、仕事をしたい場所を管轄してる派遣会社をあたること。
地元の情報に精通しているので、まずは地元にある派遣会社のサイトで登録又は、直接訪問
二つ目が、パリであれば、日系の会社を専門に扱う日系の人材派遣会社が何個かあります。
例えば、High bridgeがありますね。数は少ないですが、日本人なら合格する可能性が高いです。
知人を利用したコネ
どんな国でもコネは結構重要ですよね!
なので、フランス人や日本人の知り合いがいればとことんの連絡してみましょう!「こうこうこう言う仕事探してるんだけど何かないですかね?」って。
自分も義理の両親のコネが後押しになって?面接まで簡単に行きましたが、結局だめなものはだめでした笑 はは
色々紹介してもらってわかったことは、残念ながら
コネをしてもらう相手次第で、本当にコネで会社合格するのはレア
ということ。
義理の親父が会社の社長とか、弱くても義理の親父の親友が会社の社長、とか位じゃないと合格まではいきませんね。
自分の場合も、義理の親父、義理の母親がどこどこの会社の人事の担当者を知ってるとか、このくらいのレベルでしたが、ダメですね。
特に人事担当者は情報を持っているという意味では、仕事検索サイトと同じ機能しか果たさず、決定権ないので書類選考→面接にいくくらいしか役に立ちません。
なので、コネは、採用ではなく、
採用への道のりが少し楽になる
くらいの期待に留めておおきましょう!
入りたい会社に直接コンタクト
特に入りたい会社があれば、Candidature spontanée(自発的志願)でCV(履歴書)を直接送りましょう!自発的志願というのは、人材が必要になったら連絡してくれ、ってやつです。
ホームページ経由でメールで送ってもいいですし、実際に直接印刷したCVを持って会社を回るのも有りです。
実際、前職でも仏人の若い子がよくCVを持って会社を回っていたのを覚えています。
大きな会社では、ホームページ上にCandidature spontanéeのインターフェースがあって、CV、志願書等の書類のアップロードが簡単になっている会社も多いです。
自分は特に日系の気になる会社にのみこういった自発的志願を行っていました。
人事担当者が受けるCVの数ってすごい量なので、まぁ、あんまり期待はできないのが正直な感想です。
最後に、
番外編で、フランスに住んでいるのであれば、皆さん御存知の在仏日本人向け新聞OVNIがあります。
求人専門サイトでありませんが、求人のページがありますのでみてみて下さい。
僕の前職も実はOVNIがきっかけでした笑
量はそんなにありませんが、他の一般の求人サイトに載らないような求人が載っている時もあります。
以上、色々な仕事を探す方法を御紹介致しましたが、いきなり量をやってしまうと全てちゃんとできずに中途半端になってしまうので、一つずつ着実に行うことをお勧めします。
最終的には、色々なところにで自分を発見してもらえるように沢山の手段を使って、特にネット上では登録を沢山して下さい。
自分もそのお陰で時々ヘッドハンティングというにはカッコ良すぎますが、たまに特に応募もしてないような派遣会社の担当者からいい連絡してもらえることがありました。
以上、コロナ下より一層大変ですが、粘り強く就活頑張りましょう!
ルールーでした!
One Reply to “フランスでの仕事の探し方”