頂きますをする男

「戴きます!」、「御馳走様でした!」ってフランス語で何ていうの?

フランスでは食べ始める時の「Bon appetit!」しか言わないので、聞かれるとしたら、この訳のみで、逆に「戴きます!」、「御馳走様でした!」をどうフランス語に訳したらいいか、の悩みはあんまりないと思います。

「ちなみに、Bon appetit!」の訳

「Bon appetit!」は、皆さんも知っている「食事を十分楽しんで!」「よく召し上がれ!」という意味です。日本でも使わないことないので、この訳は頭にすっと入ってくると思います。これはみんなちゃんと訳してあげてるように思えます。

なので、「Bon appetit!」って言われたら、「Merci!」、「Merci! Toi aussi!」(相手も食事をし始める、又は食事をしていたら)って返します!自然の流れですね。

ただ、逆に「戴きます!」、「御馳走様でした!」はどう訳すか迷いますよね。フランスでは言わないことなので、ここでタイトルで書いたように「戴きます!」、「御馳走様でした!」をどうフランス語でいうか説明したいと思います。

他の言葉のように、「こう言って下さい!」っとは一概に言えないのでどう説明するかがポイントです。

「戴きます!」の訳

「戴きます!」を「Bon appetit!」ってたまにテキトーに訳する人いますが、それはちょっと誤解させるにも程があるので、止めてほしいです。

「戴きます」= 「Bon appetit」で教えると、これが正しい訳だと思ったフランス人が、日本人が「戴きます!」って言っているの聞いたら、「Merci!」(ありがとう!)って返事が返って、変な会話になってしまいます。この場合、フランス人は「よくお食べ!」って誤解しちゃうからです。

そもそも「戴きます!」は「食べ物を神様への感謝の気持ち」

なので、「戴きます!」は「食べさせて戴きます!」で訳すべきだと思います。

ということで、訳すと、

「Je vais manger!」(今から食べます!)、「Je me permets de manger!」(食べさせて頂きます!)

ただ、訳した言葉だけ教えても理解してもらえないので、自分は訳しにくい日本語を教えるなら背景もちゃんと説明して訳すべきだと思っているので、こう説明します。

“Itadakimasu” veut dire, Si j’ose traduire littéralement, c’est “Je vais manger” ou bien “Je me permets de manger”. C’est une déclaration qu’on fait chacun tout seul juste avant de manger envers le dieu qui a voulu apporter les nourritures pour montrer la gratitude. Ca vient de la culture japonaise, si on ne le fait pas, ce n’est pas courtois.

「戴きます」はそのまま敢えて訳すと、「今から食べます」とか「食べさえて頂きます」という意味。神様から与えられた食べ物に対する感謝の気持ちを表すもので、各人一人で食べる直前に言うもの。日本の文化から来ていて、言わないと礼儀に欠く行為。

この説明はちゃんとフランス語が喋れないと難しいです。フランス人もせっかちなので残念ながらたどたどしいフランス語でゆっくり話すと、途中で集中力が切れて最後まで聞いてくれないので、すばやく目をしっかり見て伝えるようにしています。やっぱフランス人に文化もちゃんと理解してほしい、って思ってるのでできるだけ説明するようにしています。

これがちょっと長くて、簡単に説明するなら、

Ca veut dire, “Je vais manger”. Chacun dit tout seule au dieu pour remercier avant de manger.

意味は、「今から食べます」ということ。みんな一人で神様に感謝する為にいうんだよ。

後は、「じゃあ何で神様に感謝するの?」とかいろんな質問があれば、フランス時も詳しく知りたいと思っている証拠なので、その都度詳しく説明すればいいと思います♪

「御馳走様でした!」の訳

フランスでは特に儀礼的に食後にいう言葉はありません。なので、「頂きます!」を「Bon appetit!」とテキトウに訳してしまうこともないのです。

「戴きます!」と同様に神様、自然からの御馳走に感謝するわけだから、直訳すると 、

「C’était un délice!」(御馳走でした!)

で、「戴きます!」同様に誰に対して、なぜ言っているのかを説明すれば、相手にちゃんと深く日本を理解してもらえるので、自分はそうするようにしています。

また、間接的には最終的に同じことを言っているのかもしれませんが、単純に、

「J’ai bien mangé!」(よく食べた!)

でもいいのかもしれません。まぁ、何で食事が終わったら独り言のように言わないといけないかについて説明するとなるとちょっと正確ではないですが、あんまり長く説明できる状況じゃない時は、自分もこう説明してます。

相手がどういう状況で、どのくらい興味をもっているかも通訳する時は考えた方がいいと思っています。

最後に、

自分は基本こういう風に唐突に訳を聞かれる時は、およそ似た様なシチュエーションで使う言葉に簡単に訳さずに、できるだけ直訳して、何で沿う日本では言うのかを、日本の文化の背景を説明しながら伝えます。

学校のテストでもそうですよね、丸暗記で何も理解していないよりは、何でそういうかを理解してもらってこそ、外国語勉強の味が出るというものです。

勉強すればするほど奥が深い、スルメのようなものです。(笑)

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