自分が十年以上前にフランス語を勉強し始めた当初、フランス語に耳を鳴らすために買った最初のアルバムは、「France gall」のアルバムでした。

当時に何もフランス語の音楽についてに知らなかった自分は、CD屋さんでかなりテキトウに探して、「France gall」の「France」という何に惹かれ、全て曲のタイトルの全てフランス語だったので、たぶんフランス語で歌われてるんだろうと思って速攻買いました。
何となくアルバムのジャケットも昔のちょっとレトロな感じがなぜフランスぽいって思ったのを覚えています(笑)
偶然中には、「この曲日本で小さいときに聞いたことある!」って思った「夢見るシャンソン人形」(“Poupée cire poupée de son”)のような日本語に訳されて歌われてるのもありました。このアルバムの中に他にもいい曲が沢山あるので聞き興味ある方はぜひ聞いてみて下さい!
今のフランスの若者は聞きませんが、それでもFrance gallは多くのフランス人がカルチャーとして知ってる歌手なので、偶然教養にも身に付いたし、曲も結構レトロでいい感じで今でも好きです。「クリスチャンセン」、「喧嘩の前」とか沢山いい曲が入っています。
(※昔の曲については別の記事で紹介します。)
この記事では、ここ十年でのフランスPOP音楽の中でも聞く人を選ばないお勧めのフランスPOP音楽を御紹介します!
自分の最初勉強し始めた時は、まずは音楽や映画などいろいろ見て理解できないところを何度も止めたり、歌詞を見たりして勉強しました。音楽や映画はほんと勉強のモチベーション上げるのにも役に立つので、是非いろいろ観て聴いてみましょう!
お勧めフランス語現代POP
Angèle(アンジェル) 2015年~
彼女は正に今大HIT中のベルギー人女性歌手です。1995年12月3日生まれ(2020年4月現在24歳)、2015年から活動しています。今、正に上り調子の歌手です。
手足が長くルックスがすごくかわいいですよね!お兄さんもRoméo Elvisでヒップホップで有名で一緒に共演してるクリップもあるので見てみて下さい。(Angèle feat. Roméo Elvis – Tout Oublier →https://www.youtube.com/watch?v=Fy1xQSiLx8U) 父親も歌手、母親は女優、コメディアンの芸能一家です。

難しいフランス語は使わない比較的理解しやすいフランス語なのでお勧めです。特にお勧めな2曲を下に御紹介します。
“Oui ou Non”(ウィ ウ ノン) / 2019年
こちらもクリップが滑稽な感じです。よく見るCMを面白可笑しく使ってます。”C’est Oui ou bien c’est Non”「そうなの?それともそうじゃないの?」を繰り返し使って、日常の一つ一つの出来事に疑問を問いかけないが進めるストーリーです。
“Balance ton quoi”(バランス トン クワ) /2018年
現代社会で女性として生きるコンプレックス、女性差別STOPについて語った歌詞になります。クリップがすごくよくできてるので見てみて下さい!!
直訳すると「あなたの何?を投げつけろ」、「(女という立場で変な扱われ方をしたら、その)疑問をぶつけろ!」って女性に対して煽動しているんだと思います。
フランス語の歌詞については、Youtube上で曲名の後にスペース入れて、”Paroles”(歌詞)と入れれば沢山見つかります。
BB Brunes(ベー ベー ブリュヌ) 2006年~
フランス、パリで2006年に結成された男性4人組バンド。最近はあまり聞かないですが、まだ活動続けてるようですね。Facebook上のアカウント(https://www.facebook.com/bbbrunesofficiel)写真には4人の内ドレッドヘアーのドラマーの姿なく3人の写真ばかりですが、脱退したのでしょうか?

彼らの曲もすごく聞きやすいメロディーでお勧めです。ただ、あまり使わないような難しいフランス語で語呂遊びをしている箇所がよくありますので、ちょっと難しいかもしれません。ま、それでも、今はGoogle翻訳もあるし歌詞の理解は初心者でも楽になりましたね。
BBはセルジュ・ゲンズブールの楽曲イニシャルB.B.からブリュンヌはパリの14区に位置するブリュンヌ通りから由来するそうです。
Coups et Blessures(クー エ ブレスュール) / 2012年
それぞれCoupは「叩くこと」と、Blessureは「傷」という意味です。Coupes et Blessuresは一塊で「傷害罪」という意味になります。
内容は詩的ではっきりしませんが、傷つきやすい恋心について語っているように思えます。
Aficionado(アフィシオナド) / 2012年
Aficionadoはスペイン語で「熱狂した人」という意味です。
このクリップを見るとバイク一つで暑い南仏を駆け回りたくなりますね!
Plasticine(プラスティシーヌ) 2004年~
BB Brunesとは逆にフランス、パリで2004年に結成されためっちゃかっこいい女性4人組バンドですん。アメリカのドラマGossip Girlでちょとと出演したことをきっかけにすごく有名になりました。英語の歌詞が多いですが、以下2曲はフランス語のものを先行しました。
初期にいたドラムの子が辞めて変わってから長く同じ4人態勢でしたが、ギターが代わりになしに抜けて、今は3人です。みんな美人で大人びたメンバーで、元気になるPOP&ROCKをしていたので将来を楽しみにしてましたが、今はまったく聞かないので細々と活動いているようです。

他にいい曲が沢山あるので、聴いてみて下さい。一番有名なアルバムは下の”About Love”です。僕の大好きな”Barcelona”、”I Am Down”、”Coney Island”も入っています。このアルバムの曲はほんと全部いいので大大お勧めです!

Caméra(カメラ) / 2009年
音楽クリップはなかったので、ライブの様子のビデオを張り付けておきます。
Pas Avec Toi(パ ザヴェック トワ) / 2009年
Pasの最後のSとAvec最初のAがリエゾンして、一緒になってパ アヴェックがパザベックと発音します。「あなたとは嫌だ」という意味です。
最後に、
この記事では特に自分が好きなお勧めのアーティストを紹介しましたが、他にも一曲一曲すごくいい曲出しているアーティストもいるので、それは別の記事でまとめて紹介します!