自分の車と加害者の車の位置

当て逃げされて犯人が特定されても代償はもらえない?

日本ではどうなんでしょうか?当て逃げされた後に犯人が特定できた場合、警察はちゃんと動いて、結局保険又は犯人からちゃんとした代償ももらうことできるのでしょうか?

自分は日本で経験がないのでわかりませんが、以前フランスで自分の愛車Peugeot 207を当て逃げされました。当て逃げの瞬間にはいませんでしたが、維持で犯人の車を特定したのですが、その経験をお伝えします。

当て逃げされた状況

発見したのは結婚記念日の日曜日の朝。

天気もよく清清しい朝、昼前にアパートから降りて結婚記念日の為に昼予約したイタリアンのレストランに行こうと車に乗ろうとした瞬間、レジデンス(アパートが密集したアパート群)の路肩に止めていた自分の車の右側が何かおかしい。

近づいて見るとが思いっきり凹んでるやん!!かなり大きい凹み。右のドアのギィ~ってなって開き難くなるくらい。フランスで始めて買った、めっちゃ大切に乗っていた愛車だったので、すご かなりショックだったのを覚えています。

車のすぐ横には沢山の赤いプラスティックの細かい破片があったので、犯人の車の尾灯が壊れたものかと思い、また犯人特定に役立つかも、と期待してすべて集めて組み立てたのが下の写真。破片をテープで止めてます。

イライラしながら家に戻って組み立てた後、またアパートから出てレジデンスの中を破片を持って探そうと思ったら、何と何と犯人の車が道路を挟んで目の前に停めてありました(笑)

何とその距離20m!!! ありえんこの度胸!!!

すごい勇気ある奴やなと思って、犯人の車のナンバーも特定できたし、「これで全部保障してもらえる!」と思いました。これは誰が見てもこの車。疑いなし。念には念を入れて一緒に写真。

横に堂々と車を停めていたということは、酔って意識があまりないときにぶつけてすぐ横に停めない方がいいっていう理性が働かなかったのか、それとも別に警察やジャンダル(在仏日本人は日本語でよく「ジャンダル」とか言いますが、フランス語では「Gendarme」=「憲兵」のことです。警察のようなものですが、警察が内務省管轄でジャンダルが軍管轄です。違いはそれだけ。)に届出されても何もできないってことを知ってて、敢えて気にせずに横に停めていたのか、のどっちか、かなと想像。

後者でも、すぐ横に停めててたらいろいろ被害者から文句も言われるだろうし、面倒だから普通はどんな人でも少し離れたところに車を停めたりとかするもんやけど、何でだろう。HLM (低所得者層が政府から補助をもらって住む住宅) に用があって車を停めてるようだから、悪さをしてる若いヤンキーなんかな。疑問。

取り合えず、車に上にメモでも置いておこうかと思ったけど、道路挟んで向こう側はHLMだったんで、直接会えて面倒になっても嫌やなぁって思ってメモは残さず、Gendarmerie(ジャンダルの署)へ被害届を出しに行きました。状況をまとめると、

  • 当て逃げは前日の夜~翌朝の間
  • 当て逃げの瞬間は残念ながら見てない(くそっ!)
  • 場所はレジダンス内の路肩、特に駐車禁止の路肩でもない
  • ただ尾灯をくっつけて実際に犯人の車と思われる車を特定した
  • 翌朝、昼過ぎまでは犯人の車は20m先に停めてあった

Gendarmerieでは、憲兵と一緒に10分くらいで書類を埋めて終了。再構築した尾灯も渡す。数ヶ月にいないに連絡があるはずだと言われて、この日は終了。

その後・・・

保険屋と、

保険屋に連絡しましたが、加害者の相手が、コンスタ(Constat = フランスで事故が起こったときに相手と一緒に生める現場検証の自己記載の書類)を埋めないとダメだ、連絡とって埋めてもらえるか交渉して下さい、って言われました。また、相手の保険屋と連絡取れないとダメっていうこともわかった。

う~む、これじゃ完全にジャンダル次第だ。

ジャンダルと検察と、

1ヶ月待っても連絡ないので、憲兵に連絡しても、Toujours en cours(まだ調査中)とのことでまた数ヵ月後に連絡。すると漸く、犯人は2、3つ隣の郡に住んでいることがわかって、そこの担当の憲兵が担当しているとのこと。

その後電話すると、案件は検察局に渡っているから検察に連絡するようにと言われるも、この時すでに1年経過してて、また、なかなか担当の検察の人と話せなくて、このまま連絡を待つことにする。

3年待っても連絡がなく、引越。その後も保存してある年月も経った被害届を見るたびに終止符打ててない気持ち悪さがあり、もう白黒はっきりさせようと思って、結局どこへ連絡したらいいかわからないので、近くの裁判所に状況の確認にしにいきました。

そこでのアドバイスは被害があった○○検察局が担当しているから、書留でレターを送るようにとのことで送りました。そごレターで解答があり、ドキドキしながら開けて読むと、

Sans suite…(却下) アウゥゥゥゥ~、無念。

そうなんです、簡単に却下です。犯人特定できたのに。ありえん。訳わからん。

確かにTVでも検察官は何百件もの案件を同時に抱えてるから、小さい案件は簡単に切り捨てると聞いてはいたが、やはり車の当て逃げなんて屁でもない取るに足らないもんなんでしょうか。そう、彼らは忙しいんです!(笑)

こやつらに、「正義」というものはないのか。民は泣き寝入り。笑える。

そう、これが現実なんです!

結論、

じゃぁ、どうしておけばよかったのでしょうか?こういう場合・・・ 車に張り付いて、主が出たらアタック??でも、「いや、俺じゃネェ」って言われたらどうしたらいいの?その時に警察呼ぶ?よくわからん。結局答えはわかりませぬ、です。

保険も出ないし、泣き寝入りです。

敢えて言うなら、こういうの予想して、車の保険を「Tout risque」(自損も含めてカバーする)奴に入っておくこと、それしかないのかもしれません。自分は「Tiers」(相手の車のみ保障)で、何もしてもらえませんでした。

ちなみに実際に自分で全て直そうとすると・・・ 優しいPeugeotさんの見積りは、

3000€でした。グフッ! オェッ!

勿論、その後もずっと凹んだままで乗り続けています。無念。。。

もう手を打てないとしても、その時どう自分が行動とっておけばよかったくらいは次回の参考にしたいので、フランスで他に同じような経験している人いたら教えて下さい。日本でもいいです。よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です