海外に留学することを決意する前に1つだけ絶対に考えてほしいこと

気付いたらフランスに来て早くも12年近くも経ってしまいました。

ほんとここまで来るのにいいことも嫌なこともいろいろなことを経験しながらちゃんと一人で食べていけるように頑張りました。でも、どちらかっていうと正直順風満帆でした。最初苦労するけど大器晩成型だから頑張れ、といつも子供の頃から親に言われてたとけど、最初の苦労はどこでしたんだろうと思うくらい。それか今がうまく言ってるからその苦労忘れてるのかな・・・

今日に至るまで、ちゃんと海外で自立できるようにまっしぐらに自分の思った通りに自分のしたいことを実現する為に進んできました。ここまで大きな決断に迫られたこともなく、ごく自然でした。

海外に興味を持って海外に住みたいと少しで思っている人の多くの人が、結構この道を自然と進んでいきます。

海外への興味 → 語学勉強 → 実際に海外に行きたくなる → 留学決意して留学 → 現地人とお付き合い → 結婚 → 現地滞在

最初は住む予定がなくても、現地でお付き合いすると、勿論お付き合いする人によりますが、現地に自然と住まざるを得ない状況になってきます。かといって、お付き合いしている人と別れてまでして日本に帰国と言うのも簡単ではありません。

なので留学を決意する前に、留学して最終的に何をしたいのか考えて下さい

フランス語を喋れるようになればそれで帰国か、大学行って帰国か、仕事をちょっとして帰国か、帰国は考えないのか。それで、その決意に対してほぼ振れないのか、また状況によって変わるのか現地で決めるのか、一度立ち止まって考えてみて下さい。なぜかって、それは自分がそれをしなくてちょっと悩んでいるからです。それは、

日本に残った年老いた親を誰が看るか

です。

自分の場合、唯一の兄弟の妹も海外留学後現地在住で日本におらず親ともあまり仲良くなくあまり音沙汰なし。両親は離婚状態。父親とは連絡なし。こうなると妹に頼ることもできないので、両親を誰がどう看るか考えることがあります。

お金があればある程度なんとでもなりますが、お金があまりないとそれまた大きな悩みの種になると思います。親なのでほっといて孤独死させる訳にもいかないし・・・ 

以前、ちょっと同じような悩みを持った在仏日本人の人と話したことがありますが、その人も親をフランスに長期連れてきていたようですが、理由は忘れましたが、法的な手続きの難しさか結局親を日本に返したようです。

なので、取り返しがつかなくなる前に以下の点を考えてみて下さい。

  • 日本に両親の面倒を看てくれる兄弟、家族のつてがあるか
  • 老人ホーム等に入って、面倒を看てくれる人がいなくても一人で生きていける経済的余裕があるかどうか                                                 
  • 一応オプションで、慣れてない海外でも一人で時間をもてあませずにいろいろ好奇心もって行動できるバイタリティーがあるか(←最悪、フランスに呼ぶという選択肢を考えて。ただ実際にできるかは確認要。いざと言う時に時間稼ぎにはなるかも・・・)

ただ自分も考えましたが、年老いた両親を海外に連れて来るのは結構いろいろと問題あります。

  • 言語の問題 : やっぱり言葉が通じないと大変です。一人で何もできなくなるし、毎回通訳に間に入るわけにもいかない。何より本人が日常生活でつまらないと思います。年取ってからの勉強はモチベーションがないケースがほとんど。
  • 体力の問題 : まだ若い時はいいですが、年取ると日本に帰りたいときに帰れなくなるのでフランスに住むにもそこで永住する覚悟が必要だと思います。75歳くらい超えると飛行機の移動も大変ですので、その時点でほんとにフランスでずっと入れる覚悟が両親本人に必要です。
  • 環境が合うかの問題 : 日本の都市に住んでいる人は尚更、都市で買い物としたり、催し物に参加したりしたり、各都市のお土産とか特産物を買ったりして過ごすのが、多くの日本人の年配の方の楽しみじゃないでしょうか?そういう人たちにとってはフランスの多くの地方都市ではここでの生活は、かなりつまらないものになるかもしれません。大都市だと、それなりに注意してないと強盗にも遭うしヒヤヒヤもしますよね。残念ながら外国人の老人が一人で楽しめる環境には思えません。食べ物も日本みたいに選択肢がある訳でもないですし。ただ、自然さえあればそれ以外のことについては適応できる柔軟な人だったり、それさえあれば問題ないっていう趣味見たいのがあれば問題ないかもしれません。地方の自然は本当に美しいものが沢山あります。
  • 最後に、滞在手続きの問題 : 追って調査しようと思いますが、合法に家族を呼ぶ方法があるかを確認する必要があります。フランスは「ミルフィーユ(「千枚」の意味)の書類手続き」と現地人も言うように、公の手続きには大量の証明書、書類を要求されます。手続きの期間も恐ろしく長く大変です。

そして、最後に、付き合ったり、結婚される相手は、そういう状況も理解してくれる相手がいいですね。日本に永住してもいいとは言ってくれませんが、うちは運よく理解ある人に巡り合えました。理解してくれない相手だとほんときついですよね。「フランスの家族か日本に残した両親か」みたいな変な選択を迫られたり・・・

最後に、

まだ親も70代前半なのでまだ大きな決断を迫られている訳ではありませんが、いずれその時が来ると思っています。現時点では老人ホームに入ってもらうことを考えていますが、その為にもとりあえずは金銭的にいざという時に助けられるようにできるだけ高給の仕事を目指してキャリアアップを考えています。それが今のところ自分が元々キャリアアップをしたいという気持ちにいい意味でモチベーションになってます。もっともっと上を目指さなきゃ、と思っています。

気休めですが、自分が海外に住みたいことを知っていて楽しんでいる姿を見て、それで全てそれを捨てて親の面倒を看る為に戻ってきた自分を見て、親は嬉しいのかというのも疑問です。たぶん、親は親で自分が海外にずっといて楽しめるように自分で頑張らなきゃと心の奥底では思っているんじゃないでしょうか?かなり自分に都合のいい解釈ですが、自分も子供ができて同じような状況になったらそう思うはず。でもやっぱり本当に助けがほしい時には自分がいる、ということだけは将来不安を与えない為にも親に伝え続けないといけないなと思います。

なので、日本に親の面倒の為に簡単に移住できない自分に今できることは、

  • フランスで高給取りになる為に、キャリアアップをし続ける
  • 親にいざという時に自分がいるということを伝え続けて不安を取り除く
  • 自分が親のサポートのお陰でフランスで幸せな人生を送れていることを伝える

こと、くらいかなと思っています。

これはそれでも結構悩んでいることなので、もし同じような境遇の人がいたら是非アドバイス頂きたいです。今後ともみなさんと一緒に情報を共有できる、お互い助け合いできる場にこのブログがなれればと思います。どうぞよろしくお願いします。

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